★社長のリーダーシップのあり方

芸能プロダクション「イエローキャブ」が破産した。負債総額4億円とのこと。以前、2012年には経営不振の責任をとって社長が事務所で自殺したらしい。もちろん、今回の破産も今の社長が責任を取らなければならない。多くの債務者や関係者から厳しい責任追及と批判を受けることだろう。

青学の教授猪木武徳氏は著書『自由と秩序-競争社会の二つの顔-』の中で、「トップには判断力よりも調整力が求められた」といっている。このこと自体、ごく普通の考え方かもしれないし、社長のスタンスとして大多数を占めるのかもしれない。
個人的にはこういう風潮に否定的である。調整力と称して、現場の意思決定と判断を委ねているからだ。

会社経営は社長の強力なリーダーシップと意思決定がなければ成り立たない。それが零細企業でも大企業でも関係ない。取締役会での過半数、○○専務の意見、××常務の考え方で決めた会社の意思決定はいったい誰が責任を取るのだろうか。
だからこそ、社長が率先してリーダーシップを取らなければならい。所詮、部下は社長のツール(手段)に過ぎない。そして、手段である部下は、どんなに厳しい命令でも、それが合理的なものである限り必ず指示命令を実現しなければならない。

だから、社長自身の覚悟として、ES(労働者満足)とか、労働条件向上とかの前に、社長自身が会社の利益を徹底的に考えることを先決しなければならない。
多分、勝ち組企業の社長に調整型とか協議型経営をしているケースはないであろう。

イエローキャブもこのことがわかっていれば、倒産は免れたかも。

 

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